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ネットワーク設定ツールの設定



実際にLinuxをサーバーとして動かす場合、Linuxのネットワーク設定を行う必要があります。 Redhat Linux7.2では、最低限設定する項目を、X WindowというGUIで設定出来ます。rootユーザーになって、# startxコマンドを実行すると、X Windowが起動します。起動したら
メニュー→プログラム→システム→ネットワーク設定でツールを起動させます。

ネットワーク設定の画面で、「ハードウェア」「デバイス」「ホスト」「DNS」のタブがあります。
「ハードウェア」
  • ネットワークインターフェースカード(NIC)が自動認識されていれば、特に設定の必要がありません。
「デバイス」
  • このタブでは、1つだけ設定する必要があります。サーバーに割り当てるIPアドレスやサブネットマスク、デフォルトゲートウェイアドレスです。これらはテキストモードでは、
    /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0で設定しますが、ここで設定した方がラクです。
    (この場合の最後の0はインターフェイスカード1枚目、と言うことです。)

    「eth0」を選択して「編集」をクリックします。その後「TCP/IP」を選択します。表示された画面で、「自動的にIPアドレスを設定する」のチェックを外し、その下の手動アドレスの設定をします。

    「アドレス」にはサーバーに割り振るIPアドレス。「サブネットマスク」には、自分のネットワーク全体のサブネットアドレス。「デフォルトゲートウェイ」には、ルーターのアドレスを指定しておきます。
    この設定例では、下記のようになります。

    アドレス              192.168.1.86
    サブネットマスク         255.255.255.0
    デフォルトゲートウェイ      192.168.1.1

    「ホスト」「ルーティング」の欄は、特に設定の必要がありません。

    注)ネットワークインターフェースカードを複数使用している場合、実際にインターネット側(ルータ)につながるカードを指定します。
「ホスト」
  • これは、IPアドレスとホスト名の対応表です。ここで設定した対応表は、DNSサーバーよりも優先されます。テキストモードでは、/etc/hostsで設定します。ここで、ループバックアドレスと、自分のコンピュータの設定をします。

    127.0.0.1のIPアドレスのホスト名は、「localhost.localdomain」で、別名は「localhost」
    192.168.1.86のIPアドレスのホスト名は、「beer.masayan.fam.cx」で、別名は「beer」

    と設定しておきます。
「DNS」
  • ホスト名や名前解決を行う為の設定です。

    「ホスト名」には、自分のサーバーのホスト名(完全装飾ドメイン)を指定します。設定例では
    beer.masayan.fam.cxと記述します。
    テキストモードでは、/etc/sysconfig/networkでの「HOSTNAME」の設定になります。

    「Domain」には、自分のネットワークのドメインを指定します。例では、
    masayan.fam.cxと記述します。
    テキストモードでは、/etc/resolv.confでの「domain」の設定になります。

    第一DNSから第三DNSまでは、実際に問い合わせをするDNSサーバーのアドレスを指定します。
    まず、自分でDNSサーバーを設置するのですから、自分のサーバーアドレス、「192.168.1.86」を指定します。残りの二つは、まあ、プロバイダーからDNSサーバーアドレスが指定されているのなら、とりあえず指定しておきましょう。
    この項目も、テキストモードでは、/etc/resolv.conf設定ファイルの「nameserver」の設定になります。

以上が、ネットワーク設定の最小限の設定です。テキストモードに戻って、念のため
/etc/rc.d/init.d/network restart で、システムに反映させます。

それで、
/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0
/etc/hosts
/etc/sysconfig/network
/etc/resolv.conf
を確認してみましょう。/etc/sysconfig/networkの設定ファイルの中の、「NETWORKING」がyesになっていることも確認してください。